第121回国会衆議院法務委員会第3号
○清水(湛)政府委員
そういうような実情を踏まえまして現実の実態を考えます
と
、
一定の限度の範囲内でそういうものを制度化してそうい
う
需要にこたえるということは借地
法、
借家法を所管してい
る
法務省としても当然考えなければならないこと
だ、
こうい
う
ことが今回の定期借地権制度の創設の背景にあるわけ
で
ございます
。
現行法の借地権についての規制が画一的であ
る、
これは何回
も
申し上げていることでございますけれど
も、
正当事由がない
と
契約の更新を拒絶することができないということ
で、
実質
的
にはほとんど半永久的に土地は返ってこな
い、
こういうよう
な
状況になっているのが実情でございま
す。
そこ
で、
土地
を
借りたい者の中に
は、
そんな
に。
長期でなくてもいいけれど
も
この期間だけは間違いなく借りた
い、
あるいはこの期間だ
け
貸してもらえばあとは間違いなく返すというような需要も実
は
あるわけでございます
。
<前半省略>
<中盤省略>
<以降省略>
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回国会衆議院法務委員会
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3
号 平
成
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年
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月
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日
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